Room 774

だいたいラブライブの話をしています

ラブライブと季節【μ's編】

ラブライブ楽曲において“季節”という言葉は、通常の春夏秋冬とは違った意味で使われている。彼女らがスクールアイドルとして過ごす、やがて終りを迎える1年間を、1つの季節として歌っているのだ。たぶん。

そんなわけで、アニメ楽曲に“季節”というワードがどんな風に出てくるのかを調べてみた。歌詞を抜き出すだけの簡単なお仕事です。

 

忘れないで 僕たちの季節 
-それは僕たちの奇跡/μ's(2期OP)

改めて歌詞を読んでみてびっくりしたんだけど、μ's 1期で使われていた楽曲には、一度も「季節」という単語が出てこなかった*1

確かに考えてみると「ラブライブ!」という物語がきちんと終わりあるものとして描かれ始めたのは、2期からだったような気がする。1期時点ではことりちゃんの留学を引き止め、これからも9人一緒に頑張るぞ!ってエンドだったし。

とはいえ僕今の時点で「それぞれが好きなことで頑張れるなら/新しい(場所が)ゴールだね」だなんて歌われているし、いずれくる別れの気配は感じていたんだろうけど。

 

君と僕とで旅立ったあの季節
-ユメノトビラ/μ's(2期3話挿入歌) 

ここで出てくる“季節”は、通常の意味にもそうじゃない意味にも捉えられるような気がする。 ただ、そのあとに「青春のプロローグ」と歌われていることを考えると、やっぱり青春という季節を迎える前の季節、という意味合いが強そう。春の前に来る冬、みたいな。

 

特別な季節の色が ときめきを見せるよ
-Snow halation/μ's(2期9話挿入歌)

言わずと知れたスノハレ。これをアニメ曲に含めるのかどうかは議論が分かれるところかもしれないけど、まあ、アニメでも披露されているので。

これは「特別な季節の色=いつもと違う冬」でもあり、恋愛によって彩られた季節、みたいな、通常の“季節”とそうじゃない“季節”、両方の意味があるんじゃないかなーと勝手に思ってる。

 

──と、調べてみたんですけど、μ'sのアニメ曲に出てくる“季節”は、上記3曲だけでした。思っていたより少ない。

それよりもμ's楽曲は、“奇跡”という単語が出てくる度合いが多いイメージでした*2

こういう風に1つの単語に着目して歌詞を読むのも面白いね。いずれ「今」と「いま」と「イマ」の使い分けなんかも調べてみたい。

 

そのうちAqours編も書くと思うので、時間があったらよろしくお願いします。みんなも歌詞について語るブログとか書いて。読みたい。抜けがあったら教えてください。

 

*1:僕らのLIVE 君とのLIFEも含めて

*2:キセキみたいなカタカナ表記も含めて

エモい

便乗してブログを書きます。つぼくんのハイエナです。

 

『エモい』という言葉を、最近よく見る。

いつごろ生まれた言葉なのかはわからないけど、だいたいプラスの意味で使われていて、ニュアンスとしては「熱い」とか「感動する」とか、なんかそういうモノを含んでいるような気がする。

“気がする”としたのは僕自身はっきりとした意味がわからずに使っているからで、たぶん、他の多くの人たちも同じなんじゃないかなと思う。

じゃあそれが悪いことなのかというと、僕は別にそうは思わない。

そもそも気持ちを表す形容詞なんてものはどれもこれも曖昧で、エモいに限らず、その言葉が生まれた当初は、みんなふわふっわした感覚で使っていたんじゃなかろうか。

つまり『エモい』というのは、まだ調査不足の、発見されたばかりの言葉なのだ。だから誰にも、はっきりとした形が見えていない。

みんながエモいという言葉を使い続けて共通のイメージが形作られれば、やがて『エモい』という言葉にも、しっかりとした実態が伴うんじゃないかなぁ思う。

「これはエモいよね」「これもエモい」「いやそれは違わない?」みたいな感じで自然に分類されて、段々と形がわかってくるイメージ。

そうしてエモいがしっかりとした実態を持ったあとの世界に生まれてくる“エモい”ネイティヴな子どもたちにとっては、きっと「エモい」も「悲しい」も「嬉しい」も、どれも等しく感じるんだろう。

ただまあとは言え、やがて辞書に閉じ込められた“エモい”が、今ほど便利な言葉として使われているかはわからないけど。

 

こうやって未来のことを考えるのって、ちょっとエモいよね。

 

1月スタートのアニメで見たいやつメモ

前回の記事で『やはり語りたいのはラブライブについてなのでラブライブについて書きます』なんて言っておりましたが、今回はタイトル通り、視聴予定の冬アニメをメモしておきます。そろそろ舌の根も乾く頃だろうし、要素ゼロの記事があっても良いかなって。

2018冬アニメ一覧|来期(1月放送開始)新作アニメ情報 | アニメイトタイムズ」のページを参考にしていきます。

伊藤潤二『コレクション』
TOKYO MX 2018年1月7日(日)22:00~

伊藤潤二さんという方のホラー漫画が原作らしいです。ぶっちゃけ何も知らないんですけど、なんとなく、世にも奇妙な物語みたいな感じなのかなーって想像してる。

>> TVアニメ伊藤潤二「コレクション」

 

斉木楠雄のΨ難(第2期)
2018年1月16日(火)より放送スタート!
テレビ東京:毎週火曜 深夜1時35分~

ジャンプに連載中のギャグ漫画が原作のアニメ。僕、この原作好きなんですよね。1期のアニメも悪くなかったし、1話5分×5話形式で放送されてたので、気軽に見られて良かったので楽しみ。2期もその形式になるのかはわかんないけど。

>> TVアニメ「斉木楠雄のΨ難」第2期公式サイト

 

citrus
TOKYO MX 2018年1月7日(日)23:30~

これもなんにも知らないんですけど、勧めてもらったので見てみようかなって。あらすじ見た感じだと、いわゆる百合アニメなのかな。原作漫画のレーベル見たら『コミック百合姫』らしいし、間違いなく百合だ。

>> TVアニメ『citrus』公式サイト

 

宇宙よりも遠い場所
TOKYO MX 1月2日 毎週火曜 夜11時00分~

って、いま放送日時貼って気がついたけど、これ1話見逃してんじゃん! と思って公式見に行ったら、1/4の24時から再放送があるらしい。助かった。

これも全然知らない(っていうか原作なしのオリジナルアニメだし)なんだけど、なんかあらすじとタイトルに惹かれて。

いつだってボクらの一歩は好奇心から始まった。 見たことのない風景を、 聞いたことのない音を、 嗅いだことのない香りを、 触れたことのない質感を、 味わったことのない食物を、 そして感じたことのない胸の高鳴りを、 いつの間にか忘れてしまった欠片を、 置き去りにしてきた感動を拾い集める旅。 そこにたどり着いたとき、 ボクたちは何を思うのだろう。 吠える40度、狂う50度、叫ぶ60度、 荒れる海原を超えた先にある原生地域。 地球の天辺にある文明を遠く離れた遥か南の果て。 これは《南極》[宇宙よりも遠い場所]に向かう 4人の女の子たちの旅の物語。 ボクらは彼女たちを通して、 明日を生きるキラメキを思い出す。 

 ってお話らしい。南極を『宇宙よりも遠い場所』と呼ぶセンスに惹かれた。ということで、冬アニメでもキラメキを探してきます。

>> TVアニメ「宇宙よりも遠い場所」公式サイト

 

たくのみ。
TBS 1月11日(木)深夜2:43~放送予定

お酒を飲みながらグダグダ語るアニメ! 以上!
これは斉木楠雄と同じで原作知ってるので、普通に楽しみ。

>> TVアニメ『たくのみ。』公式ホームページ|TBSテレビ

 

三ツ星カラーズ
TOKYO MX:2018年1月7日(日)25:35~

これも勧められたので見てみようかなーって。なんとなくコナンの少年探偵団とか、クレヨンしんちゃんのかすかべ防衛隊みたいな活動をしてる子たちを想像してる。ただまあ、コナンと比べるとだいぶ平和だとは思うけど。どうなんだろう。この絵柄で殺人事件とか起こる感じだったら、それはそれで面白いけど。

>> TVアニメ「三ツ星カラーズ」公式サイト

 

ゆるキャン△
TOKYO MX 2018年1月4日(木)23:30~

1人キャンプ(=ソロキャン)が好きな女子高生のお話。なんか勝手に原付でソロキャンしてるんだと思ってたんだけど、いまちゃんと調べたら自転車でのソロキャンらしい。まあ重要なのはキャンプだろうから、そこはどっちでも良いんだけど。
これ実は前からタイトルだけは知ってて期待してたので、楽しみ。ただたぶんソロキャンしてるのは最初だけで、徐々に仲間が増えてくんじゃないかなって気はするけど。公式サイトでも、キャラクター何人か紹介されてるし。

>> TVアニメ「ゆるキャン△」公式サイト

 

ざっと見た感じこんなもんかなー。『刻々』も面白そうだし見るかも。しっかし、いまってアニメがほんとに多いねー。そりゃ3話切りも増えるわ。

 

 

それぞれのはじまり(μ'sとAqoursと虹ヶ咲)

このブログに何を書くか、ちょっと前から悩んでいた。それでもやっぱりこのアカウントで語りたいことってラブライブについてなので、ラブライブについて書こうと思います。期待されていた「『ちびまる子ちゃん Dream Stage』プレイ日記」は、また機会があれば。機会も需要もないな。

さて。今回はタイトル通り、それぞれのはじまりについて思うとを書いてみたいなーと思います。二次元じゃなくて、三次元のスタートについて、順番に。


 * * *

μ's

『伝説開幕』という、あまりにも不遜な言葉とともに産声を上げたラブライブ。まだグループ名すら持っていなかった彼女たちがこれほどまでに大きな存在になるなんて、当時は誰も思わなかったんじゃないだろうか。

……みたいな感じで語っていきたいんだけど、正直、μ'sのはじまりについて語れることって、実はそんなになくて。

というのも、僕がラブライブを本格的に好きになったのって2014年の終わりから2015年の初め頃にかけてで、その頃彼女たちは、既に一定の評価を得ていた。劇場版から今に至るほどの人気ではなかったにせよ、僕にとってμ'sは最初からそこそこ人気ユニットで、企画当初の評価や活動に関しては、それこそ神話を聞かされているような、物語を読むような感覚なのだ。

だから伝聞での印象になるのだけれど、μ'sのはじまりは、やっぱり『知ってもらうこと』と、『作り上げていくこと』に挑む戦いだったのかなと思う。

『1stシングルの売上が434枚だった』なんてエピソードはこの記事を読んでくれている皆さんなら知っていることだろうし、『中の人ライブでPVを完全再現』『ユニット名を読者に募集』『投票で順位をつける』だとか、今もいろんな形で受け継がれているラブライブの基礎を作り上げたのは、言うまでもなくμ'sの活動である。

スタッフやキャストも含めたチームが面白いと思えることを追求して『ラブライブ!』を作り上げ、その面白さを共有してもらうために全力で頑張っていたのが、当時のμ'sなのかなぁと思う。

そしてそれを実際にとんでもない規模で成し遂げてしまったんだから、やっぱりμ'sはすごい。

 

 * * *

Aqours

Aqoursのスタートは、μ'sとは別の意味で順風満帆なスタートとは言えなかった。と、思う。なんせμ'sのアニメがこれ以上ないくらいしっかりと幕を閉じ、多くの人が今後のμ's(二次三次含め)の展開に不安を抱く中で、1stシングルが発売されたのだ。

Aqoursのスタートを揶揄して『つよくてニューゲーム』と表現する人たちがいる。要するに「μ'sが頑張って得た『ラブライブ!』というコンテンツの評価をそのまま奪って苦労せずに売れやがって!」みたいな意味だと思う。果たして実際、1stシングルは売れた。商業的にはとても順調だ。

ただ、Aqoursの戦いってそこじゃなくて、彼女たちのスタートは『自分たちを評価してもらうこと』への挑戦だったんじゃなかろうか。

やっぱり1stシングルが出た当初って、評価する人間も「ラブライブだし」って形での評価になりがちだったし、批判している人間も、Aqours自体がどうこうというよりも、ラブライブの続編として出てきたことが気に食わない、って感じの人たちが多かったように思う。つまり、多くの人は、Aqours自体を見ていなかった。「応援します!」と言ってくれる人たちはたくさんいただろうけど、誰もがそこにμ'sの影を追っていたのだ。

そこから『Aqours』を、『ラブライブ!サンシャイン!!』を知ってもらい、きちんと評価してもらうことが、彼女らに課せられた最初の試練だったんだろうなって。

そのハードルは先代が大きな存在であればあるだけクリアするのが難しいと思うんだけど、その先代とは、言うまでもなくあのμ'sである。ハードモードにもほどある。

そんなハードモードでスタートしたAqoursだけれど(個人的には『つよくてニューゲーム』よりも『2周目ハードモード』なイメージ)、しっかりAqours自身を評価してくれるファンを増やして活動を続けてくれていることがとても嬉しいし、次なる挑戦が楽しみでもある。

 

 * * *

虹ヶ咲

μ'sやAqoursと違ってスクフェスからスタートし、メンバー9人もユニットではなくソロ活動をしていたりと、いろいろ新しい試みがなされている虹ヶ咲。まさに『三歩目は大胆に』である。

彼女らはAqoursもまだまだガッツリ活動している中でのスタートだし、ラブライブ知名度は相変わらずだしで、μ'sやAqoursに比べると比較的楽なスタートなんじゃないかなって気はする。ただ、μ'sやAqoursが『頑張れば評価される』ってことを証明してしまったので、そういう意味でのプレッシャーはありそうだな。

あと、彼女たちの得意な点といえば、曲がないことだろうか。

ラブライブって音楽の評価も高くて、だからμ'sやAqoursはしっかりとした武器を手にした上でフィールドに立てていたんだけど、虹ヶ咲には、まだ曲がない。それって結構不安なことなんじゃないかなって気がする。キャラクターもまだしっかり固まっていない子もいるだろうし、寄る辺がないのだ。

まあ虹ヶ咲については本当に始まったばっかりでそれほど語れるほどの熱量も正直持ち合わせていないので、今後に期待、といったところではある。

 

μ'sが作り上げ、Aqoursが広げ繋げたスクールアイドルを、虹ヶ咲がどう受け取ってくれるのか。やっぱりそれは楽しみだ。

とりあえず僕は民族調の曲が好きなので、その辺エマちゃんに期待したいです。今のところ推すならかすかすだけど。

 

はじめましてのご挨拶

 1年ほど前から関わっている界隈の人たちが、最近、はてなブログをやりはじめたようで、その人たちの読者になるために登録をしました。はてなで登録できるニックネームが全角10文字までと知って困惑している僕*1ですが、よろしくお願いします。

 このブログをどう使うかは(更新するのかしないのかも含めて)決めてないんですけど、言い切ってしまうとあれなんで、そこは日本人らしく曖昧にぼかしておきますね。

 ではでは。

 

*1:名無しで叶える物語(青い鳥)…14文字

Twitterのbio欄まとめ

個人的にTwitterのプロフ欄の変遷を残しておこうと思っただけで、それほど深い意味はないです。変えるたびに更新します。……たぶん。

 

それからはお酒とラブライブのことばかり考えて暮らした 

元ネタは吉田篤弘さんの『それからはスープのことばかり考えて暮らした』という小説。

例えば世界が存亡の危機に陥ったりするような派手な話ではないんだけど、独特な雰囲気の漂う優しい世界が好きな小説だった。

それからはお酒とAqoursのことばかり考えて暮らした 

元ネタは同様なんだけど、ラブライブファミリーが増えてきたので一番熱量の高いAqoursに限定したプロフに。

μ'sや虹やLiella!のことをツイートしたりもするけどAqoursが一番多かったので「こいつラブライブ好きって書いてるのにAqoursのことばっかりツイートしてるな」って思われるより「こいつAqours好きって書いてるのに他のユニットのことも書いてるな」って思われた方が良いかなという打算で変えました。

お酒と音楽を楽しんでいる時以外の人生はオマケに思える 

元ネタは、DQ5PS2リメイクで出てきた「ルラフェンのじざけ」というアイテム。

あまりに美味しすぎてそれを飲んでいる時以外の人生はオマケに思えるお酒らしい。飲んでみたい。

キャストソロの活動をAqoursに含めるのはなぁというもやもやがあったので書き換えた。あと、「音楽のことばかり考えて〜」というのは流石に覚悟が足りずに憚られた。

うつし世は夢、酒と音楽こそまこと

江戸川乱歩の言葉として有名な「うつし世は夢、よるの夢こそまこと」から。

なんか「お酒と〜」があんまり語呂良くないなって思っていたので。

 

ひとまず以上。これより前のは覚えてないです。

覚えてたら更新のたびに更新します。